水族館でZ6の高感度とたわむれる
須磨海浜水族園(スマスイ)へ
連休を利用して、家族と須磨海浜水族園へ遊びに行ったので、その時撮った写真を紹介します。水族館といえば薄暗くストロボ三脚禁止、さらに被写体は動くというカメラにとっては辛い状況だけに、最新のカメラ性能を試すにはもってこいの場所です。今まであまり高感度で撮影してこなかったZ6、低画素機の実力のほどを試させていただきました。
ちなみに撮った写真には、Lightroomで現像する過程で、デフォルトのノイズリダクションがかかっているため、まったくのスッピン状態ではありません。ご了承ください。
エントランスの大水槽
まずはここから。Z6/24-70mm f4 Sで撮影しています。撮影上方はFlickrから御覧ください。
いきなりイカした光のお出迎えです。うーん、このトーン。好き。
エイの裏側って顔みたいでかわいいよね~、なんて親子で話しているのでしょうか。
でも近づくとまあまあキモいぞ!
各地の海のいきもの
タカアシガニのシガニーさん。光源が強かったのでこれは低感度。
マアナゴの集合住宅。こうしていると落ち着くんだとか。今回のお気に入り。
みんなのアイドル、ミノカサゴ。
タッツー。ISO7200。このへんになってくると高感度な感じが出てきますが、破綻するほど緩んではいない感じ。すごい。
みんな大好きチンアナゴ先輩。ISO12800+トリミング。十分じゃないですか。やるなあZ6(すき)
こういうの見ると、Eテレの2355を思い出す(伝わらない)
途中で見えたバックヤード。隠す気配もなく堂々としていました。ほぼ撮って出しなんですが、こんなかっこいいトーンをタダで見せてくれるなんて、スマスイさんには参るね・・・
ISO5000。これはちょっとブレてるかも。大きくして見るとダメなかんじ。
くらげだって生きている。くらげになりたい。
水族館は基本的に光源が上方にあるので、見上げて撮ることもしばしば。この水槽は特に光がよかったです。かめあたま。
体が透明なナマズ。小さな魚でしたが、二本のひげでナマズのアイデンティをアッピル。ISO12800です。今回の上限。
ペンギンさん。くっそかわいくてもっともっと撮りたかったのですが、撮影しながら回っていると時間がかかってしまい、ここで嫁さんの怒りが有頂天。満足にペンギンさんを撮ることがかなわず、微妙に被写体ブレした写真だけが残りました。
ISO6400ぐらいまではバッチリ使える
と、ISO上限12800として、ISOオートで撮っていったのですが、あとからみると「え!?これが6400の写りなの!?」とびっくりすること多々ありまして、D800からの移行ですと隔世の感があります。もちろんMFTからも。ISOを気にせず撮れるのは心強いですね。
そしてイルカショーへ
好きなんですよねイルカショー。といっても、他は白浜のアドベンチャーワールドしか行ったことないんですが。いつか機材が揃ったら撮りたいと思っていました。今がそのときだ。(っていう歌あったよね?)
今回はZ6とAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
という日本全国探しても自分以外使ってんのかコレという組み合わせを、FTZを経由して使用しています。2003年発売だってさコレ。
イルカショーでもISOオート、SS優先モードで1/2000秒に設定しています。イルカショーに限らず、しぶきを写し止めるのってかっこいいですよね。AF設定はエリアAFとAF-C。基本的にシングルポイントとエリアAFしか普段使ってません。では写真をどうぞ。
お姉さんが景気よく煽ってきます。
ばーん
おつかい
おつかいできた!えらい!
この頭から迸る飛沫のかっこよさよ。
前の方に座ってるお客さんにお見舞い。
定番。
いつか我が子も・・・
今回イチの一枚。
ガッツリトリミングした一枚ですが、塊感のある写真になったんでは。
イルカショーは以上です。古いレンズだったので、正直なところAFはダメなんじゃないかと思っていましたが、予想以上の健闘ぶり。特に狙わずにシャッターを押しても、サクサク決まります。まあ、古いレンズなので、開放を使うとちょっと緩かったりしますが、そこまでひどいわけじゃないですしね。痩せても枯れても、もと大三元です。
おまけ
帰りに立ち寄った垂水のアウトレットから望む、明石海峡大橋と台風一過の夕暮れ。