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育児、カメラ、よしなしごと

1000toys 1/12 霧亥 可動フィギュア を撮る

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シドニアの騎士』や現在連載中の『人形の国』で知られる、弐瓶勉氏の代表作『BLAME!』。その主人公である霧亥(キリイ)の1/12スケールフィギュアがやってきました。

フィギュアに対するアンテナが高くないもので、発売情報をまったく把握していなかったのですが手に入れることができて幸いでした。

 

広大な建造物の中を悠久の時をかけて探索する、「統治局」の密使・霧亥。彼の魅力をお伝えするには原作を読んで頂くのが一番なのですが、まずは写真でその一助になれればと思い、かんたんではありますが撮ってみました。

 

霧亥といえば、補修に補修を重ねた末に、原形がわからなくなったスキンスーツ。超テクノロジーで素材同士が癒合したりしてるなどと、資料集で見た記憶が。このフィギュアではそのゴテゴテ感がプロポーションを崩すことなく再現され、非常にかっこよく仕上がっています。

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 バックショット。腰には原作でこんなんあったっけ?という感じのナタ状のブレードがはまっています。プセルや結が持っていた高周波(?)ブレードの類でしょうか。細かいことは気にしなくてOKです。なんせアホほど長い時間の旅の中で、霧亥の装備も都度アップデートされていくからです。

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旧版10巻表紙っぽく。当然ながら、霧亥の愛銃である「重力子放射線射出装置」もきちんと装備されています。ていうか、そこのライン赤かったのね・・・などと、立体化して初めて知ることもあったりします。銃の持ち手は非常にきちんと作られており、値段なりのクオリティを感じさせてくれます。禁圧解除のギミックがあったら100億点でした。

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アクションフィギュアには明るくないのですが、おそらくかなり可動はいいほうだと思います。足首は柔軟で、大きな開脚での接地にも安心感があります。しかしまあ、そもそも霧亥は派手に動いてるよりも静かなポーズのほうが似合うといえばそうなので、立ち姿さえきちんと決まればそれでいいような気がします。

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あえて光源に向けて一枚。霧亥の旅は基本的に超薄暗い中を進んでいくので、こういうシーンがあったかもしれません。ていうか、いっぺん廃墟とかに持っていって撮影してみたいなあ。でも怖いなあ。

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少々見づらくて申し訳ありませんが、手の表情にも種類があり、握り拳、平手、銃の持ち手などが揃っています。清汁屋に立ち寄った際の雰囲気をうろ覚えで再現(全然間違ってそう)

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ふざけてすみません。当然原作にはこんなポーズはありません。この商品には台座が付属しています。が、いまいち保持力が強くなく、ポーズを固定するにあたって不安が残ります。唯一の不満点でしょうか。アンバランスなポーズをとるときには、台座があると大変助かるので、少し残念です。全くダメというわけではないのですが。

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最後にパッケージを。左上の白いのは、いわゆるシャキサクです。ファン大興奮の逸品ですよ。

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とまあ、知らない人はポカーンとしてしまうレビューでしたが、いかがでしたでしょうか。好きなことだと筆がスラスラ進んで気持ちがいいですね。

今回の撮影はストロボ一灯火(スヌート+グリッド)とレフ板で進めました。グリッドで光束を絞りきれないなーと思ったので、横着して上からスヌートをつけたため、重ね付けになりましたが意味があったかどうかはわかりません。ないような気がします。

ボディはZ6にTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO。FTZに対応していないのでAFがきかないのですが、ボディに手動でレンズを登録すれば、まあMFで動きます。フィギュア撮影では特に苦労はないですね、面倒はありますが。とはいえ、早いアップデートを期待しています。

 

ハードSFがお好きな方にはぜひおすすめしたい『BLAME!』。アニメにもなっていますので、NETFLIXに加入されている方にはおすすめです。もちろん原作も読みましょう。はまったら画集を買いましょう。ああ、その次はBIOMEGAです。アバラもいいですね。短編もどうぞ。シドニアはもう少し後になったから読んだほうが…(以下早口で無限に続く

 

 

 

こうなってくると駆除系もほしいですね。

 

1/12 駆除系 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み 可動フィギュア

1/12 駆除系 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み 可動フィギュア