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育児、カメラ、よしなしごと

紅葉の大台ケ原ゆるゆるハイク、そして写真のブレイクスルー!?

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大山に行くはずだった

秋ですね。平地の木々も一部では色づいてきています。「今年は山に登るぞ!」と決めてから、近所の1000m前後の山には数回登ったものの、まだまだ初心者なので高い山には登っていなかった僕は、秋には絶対にちょっと高い山に行くぞと心にきめていました。森林限界がみたい。その一心で鳥取県の大山をチョイス。同行者とも予定をすり合わせ、10月19日土曜日決行か・・・!?と思われたそのとき、

有給が取れていなかった

ことが判明。同行者からは「カッコ悪い」と言われてしまいました。返す言葉もない。

 

仕方なく大台ケ原

仕方なくで選ばれてしまっては大台ケ原も可哀想なのですが、大台ケ原です。大阪からのアクセスもよく、学生の頃一度行っているのでなじみがあります。なんといっても百名山ですから、すばらしい登山体験が待っていることでしょう。

この一週間ほど、ずっと登山指数をチェックしていました。予定日前日まで雨の予報だったものの、20日だけは晴れて登山指数A。夜明け前に出発して日出ヶ岳でご来光を拝もうというつもりでプランを組みました。

https://yamap.com/activities/4801786

一方、日本一の多雨地帯であるため、霧の発生が容易に想像できました。

 

午前4時、大台ケ原ビジターセンター着

想像通りのガッスガスです。真っ白な山道を車で登ってくるのにはいささかの不安がありましたが、駐車場までくると早朝にもかかわらず、すでに4割ほどが車で埋まっていました。さすがハイシーズン。あまりにあたりが真っ白だったので写真には残していませんでした。

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こちらは下山後に撮ったもの。

 

ブルーアワー開始の5時過ぎに間に合うよう、入山しました。登山初心者が夜が明ける前に入山というのには少し不安がありましたが、大台ケ原の登山道は非常に整備されており安全であることと、以前に行ったことがあり、ヘッドライトなど準備も整えてきたこと、他に多くの登山客がいることなどから考えて大丈夫という判断をしました。それにしたって中にはスマホのライトをつけて普段着で入ってる若者もいて、さすがにそれはどうなん・・・という気持ちにはなりました。

 

午前5時、日出ヶ岳

 まあ、駐車場の時点で真っ白でしたので、期待はしておりませんでしたが日出ヶ岳の展望台でもこの様子。できたら晴れてほしかったですが、ガスならガスで楽しむこととします。夜明けを待っていると、ちょくちょく風でガスが流れて、向こう側の稜線や海が見えたりして、他の登山客から歓声が上がっていました。

 

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振り向けば青空。

 

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名残惜しさはありましたが、ガスでいい感じになっている登山道が見たかったので、展望台をあとにしました。正木ヶ原へ向かいます。

 

正木ヶ原へ

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正木ヶ原へ向かう木道では、ガスが優しい雰囲気を醸し出していました。明るくなってきたので木々の色づきが実感できます。

 

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さきほどの展望台から少し降りたところにも展望台があり、多くのカメラマンでごったがえしていました。みなさんフルサイズ一眼にガチめの三脚で楽しそうにしています。ちなみに今回僕はMy new gear...のOLYMPUS 12-100mm f4 pro一本です。手持ち最高や!三脚なんかいらんかったんや!

 

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この展望台には良きガス、良き太陽光が入り込んでいました。さいこー。

 

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ここでの撮影もそこそこに、正木ヶ原へ。

 

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青空がでてきた。

 

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正木ヶ原といえば立ち枯れの木。伊勢湾台風でこうなったとか。自然の力の強大さよ。

 

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木道が整備されてめちゃめちゃ歩きやすいです。

 

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ここらへんから「マジで12-100すげえ・・・」となり始めます。寄れる。ブレない。これはもう1/3段ぐらい絞っても良かった。それにしてもすばらしい写り。買って良かった・・・

 

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あーもう最高だよ。大台ケ原は雨が降ると登山道が普通に川みたいになります。ジャブジャブ。

 

牛石ヶ原、そして大蛇ぐらへ

このへんから「美ってなんだ・・・?」とか考え始めます。ヤバくなってません。そもそも、カメラを構えるときは美しいと思ったから。そこに広がる光景を見たとき、「む!?良い!」と思ったのはなぜか?それを言語化し、最大化するための構図、光、その他もろもろを考えてからカメラを構えるべきなのです。いままで反射で構えていたのをやめ、まずは感じたことを言葉にし、構図を組み立ててから撮影します。最初は時間がかかりますが、繰り返していくうちにスピードは上がるはず。今回の撮影でも、これをやりはじめてからクオリティが上がった気がします。一皮むけた・・・かな?

 

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その結果が冒頭にもあげたこれです。派手さはないですが・・・いい写真だと思います(自分で言う)

 

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このレンズ、寄れるしボケはきれいだしで、持ってきたマクロの出番がありませんでした。

 

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ゴーストは出ます。

 

そして大台ケ原のハイライト、大蛇ぐらへ。

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いやまあ、すんごい眺めなんですけど怖すぎ。

これかなりすべすべな岩場に、申し訳程度の柵で囲ってある場所からの撮影だったのですけど、ふつーに危ない。みんな平気そうに行ってるけどこれは事故が起きる。

ぐぐると「大蛇ぐら」「事故」でサジェスト出るもん。怖いから検索してないけど。

ビュンビュン風が吹き付けるので立てません。柵も持つとなんかグラグラしてるし・・・

 

大蛇ぐらで有名なのは↑のアングルのショットですが、自分が心惹かれたのは右方の絶壁。めちゃかっこいい・・・

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柵と手前の岩を被写界深度から外して、見てほしい絶壁のコントラストを少し強調して・・・などということを考えながら撮っています。

 

体力的にはなんてことなかったですが、ここでけっこう精神的に疲れました。ビビリなので。

 

シオカラ谷へ、そしてゴール

ここまでほとんどアップダウンがなくて、登山というよりお散歩感が強かったのですが、シオカラ谷へ向かうとようやく登山っぽく。そこそこ急峻なガレた山道になりました。

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画面上部の露出をやや落として、左下の紅葉と一番下の岩へ視線が動くように。初めて拡張感度ISO64を使用しました。(ND持ってなかったんです

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出発から5時間あまり、ゆっくりゆっくり写真を撮りながら回ったので遅かったですが、無事登山終了です。思ったより全然運動強度がなかったので、子供連れでまた来たいですね。それにしても撮影前提なら一人のほうが断然いいな・・・

水族館でZ6の高感度とたわむれる

須磨海浜水族園(スマスイ)へ

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連休を利用して、家族と須磨海浜水族園へ遊びに行ったので、その時撮った写真を紹介します。水族館といえば薄暗くストロボ三脚禁止、さらに被写体は動くというカメラにとっては辛い状況だけに、最新のカメラ性能を試すにはもってこいの場所です。今まであまり高感度で撮影してこなかったZ6、低画素機の実力のほどを試させていただきました。

ちなみに撮った写真には、Lightroomで現像する過程で、デフォルトのノイズリダクションがかかっているため、まったくのスッピン状態ではありません。ご了承ください。

 

エントランスの大水槽

まずはここから。Z6/24-70mm f4 Sで撮影しています。撮影上方はFlickrから御覧ください。

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いきなりイカした光のお出迎えです。うーん、このトーン。好き。

 

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エイの裏側って顔みたいでかわいいよね~、なんて親子で話しているのでしょうか。

 

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でも近づくとまあまあキモいぞ!

 

各地の海のいきもの

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タカアシガニのシガニーさん。光源が強かったのでこれは低感度。

 

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マアナゴの集合住宅。こうしていると落ち着くんだとか。今回のお気に入り。

 

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みんなのアイドル、ミノカサゴ

 

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タッツー。ISO7200。このへんになってくると高感度な感じが出てきますが、破綻するほど緩んではいない感じ。すごい。

 

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みんな大好きチンアナゴ先輩。ISO12800+トリミング。十分じゃないですか。やるなあZ6(すき)

 

DSC_4541こういうの見ると、Eテレの2355を思い出す(伝わらない)

 

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途中で見えたバックヤード。隠す気配もなく堂々としていました。ほぼ撮って出しなんですが、こんなかっこいいトーンをタダで見せてくれるなんて、スマスイさんには参るね・・・

 

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ISO5000。これはちょっとブレてるかも。大きくして見るとダメなかんじ。

 

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ギラリ!アオリイカちゃん。イカす。

 

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くらげだって生きている。くらげになりたい。

 

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水族館は基本的に光源が上方にあるので、見上げて撮ることもしばしば。この水槽は特に光がよかったです。かめあたま。

 

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体が透明なナマズ。小さな魚でしたが、二本のひげでナマズのアイデンティをアッピル。ISO12800です。今回の上限。

 

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ペンギンさん。くっそかわいくてもっともっと撮りたかったのですが、撮影しながら回っていると時間がかかってしまい、ここで嫁さんの怒りが有頂天。満足にペンギンさんを撮ることがかなわず、微妙に被写体ブレした写真だけが残りました。

 

ISO6400ぐらいまではバッチリ使える

と、ISO上限12800として、ISOオートで撮っていったのですが、あとからみると「え!?これが6400の写りなの!?」とびっくりすること多々ありまして、D800からの移行ですと隔世の感があります。もちろんMFTからも。ISOを気にせず撮れるのは心強いですね。

 

そしてイルカショーへ

好きなんですよねイルカショー。といっても、他は白浜のアドベンチャーワールドしか行ったことないんですが。いつか機材が揃ったら撮りたいと思っていました。今がそのときだ。(っていう歌あったよね?)

 

今回はZ6とAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

という日本全国探しても自分以外使ってんのかコレという組み合わせを、FTZを経由して使用しています。2003年発売だってさコレ。

 

イルカショーでもISOオート、SS優先モードで1/2000秒に設定しています。イルカショーに限らず、しぶきを写し止めるのってかっこいいですよね。AF設定はエリアAFとAF-C。基本的にシングルポイントとエリアAFしか普段使ってません。では写真をどうぞ。

 

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お姉さんが景気よく煽ってきます。

 

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ばーん

 

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おつかい

 

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おつかいできた!えらい!

 

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この頭から迸る飛沫のかっこよさよ。

 

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前の方に座ってるお客さんにお見舞い。

 

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定番。

 

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いつか我が子も・・・

 

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今回イチの一枚。

 

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SPLASH!

 

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ガッツリトリミングした一枚ですが、塊感のある写真になったんでは。

 

イルカショーは以上です。古いレンズだったので、正直なところAFはダメなんじゃないかと思っていましたが、予想以上の健闘ぶり。特に狙わずにシャッターを押しても、サクサク決まります。まあ、古いレンズなので、開放を使うとちょっと緩かったりしますが、そこまでひどいわけじゃないですしね。痩せても枯れても、もと大三元です。

 

おまけ

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帰りに立ち寄った垂水のアウトレットから望む、明石海峡大橋と台風一過の夕暮れ。

 

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1000toys 1/12 霧亥 可動フィギュア を撮る

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シドニアの騎士』や現在連載中の『人形の国』で知られる、弐瓶勉氏の代表作『BLAME!』。その主人公である霧亥(キリイ)の1/12スケールフィギュアがやってきました。

フィギュアに対するアンテナが高くないもので、発売情報をまったく把握していなかったのですが手に入れることができて幸いでした。

 

広大な建造物の中を悠久の時をかけて探索する、「統治局」の密使・霧亥。彼の魅力をお伝えするには原作を読んで頂くのが一番なのですが、まずは写真でその一助になれればと思い、かんたんではありますが撮ってみました。

 

霧亥といえば、補修に補修を重ねた末に、原形がわからなくなったスキンスーツ。超テクノロジーで素材同士が癒合したりしてるなどと、資料集で見た記憶が。このフィギュアではそのゴテゴテ感がプロポーションを崩すことなく再現され、非常にかっこよく仕上がっています。

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 バックショット。腰には原作でこんなんあったっけ?という感じのナタ状のブレードがはまっています。プセルや結が持っていた高周波(?)ブレードの類でしょうか。細かいことは気にしなくてOKです。なんせアホほど長い時間の旅の中で、霧亥の装備も都度アップデートされていくからです。

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旧版10巻表紙っぽく。当然ながら、霧亥の愛銃である「重力子放射線射出装置」もきちんと装備されています。ていうか、そこのライン赤かったのね・・・などと、立体化して初めて知ることもあったりします。銃の持ち手は非常にきちんと作られており、値段なりのクオリティを感じさせてくれます。禁圧解除のギミックがあったら100億点でした。

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アクションフィギュアには明るくないのですが、おそらくかなり可動はいいほうだと思います。足首は柔軟で、大きな開脚での接地にも安心感があります。しかしまあ、そもそも霧亥は派手に動いてるよりも静かなポーズのほうが似合うといえばそうなので、立ち姿さえきちんと決まればそれでいいような気がします。

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あえて光源に向けて一枚。霧亥の旅は基本的に超薄暗い中を進んでいくので、こういうシーンがあったかもしれません。ていうか、いっぺん廃墟とかに持っていって撮影してみたいなあ。でも怖いなあ。

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少々見づらくて申し訳ありませんが、手の表情にも種類があり、握り拳、平手、銃の持ち手などが揃っています。清汁屋に立ち寄った際の雰囲気をうろ覚えで再現(全然間違ってそう)

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ふざけてすみません。当然原作にはこんなポーズはありません。この商品には台座が付属しています。が、いまいち保持力が強くなく、ポーズを固定するにあたって不安が残ります。唯一の不満点でしょうか。アンバランスなポーズをとるときには、台座があると大変助かるので、少し残念です。全くダメというわけではないのですが。

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最後にパッケージを。左上の白いのは、いわゆるシャキサクです。ファン大興奮の逸品ですよ。

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とまあ、知らない人はポカーンとしてしまうレビューでしたが、いかがでしたでしょうか。好きなことだと筆がスラスラ進んで気持ちがいいですね。

今回の撮影はストロボ一灯火(スヌート+グリッド)とレフ板で進めました。グリッドで光束を絞りきれないなーと思ったので、横着して上からスヌートをつけたため、重ね付けになりましたが意味があったかどうかはわかりません。ないような気がします。

ボディはZ6にTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO。FTZに対応していないのでAFがきかないのですが、ボディに手動でレンズを登録すれば、まあMFで動きます。フィギュア撮影では特に苦労はないですね、面倒はありますが。とはいえ、早いアップデートを期待しています。

 

ハードSFがお好きな方にはぜひおすすめしたい『BLAME!』。アニメにもなっていますので、NETFLIXに加入されている方にはおすすめです。もちろん原作も読みましょう。はまったら画集を買いましょう。ああ、その次はBIOMEGAです。アバラもいいですね。短編もどうぞ。シドニアはもう少し後になったから読んだほうが…(以下早口で無限に続く

 

 

 

こうなってくると駆除系もほしいですね。

 

1/12 駆除系 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み 可動フィギュア

1/12 駆除系 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み 可動フィギュア

 

 

鳥見山公園珍道中

雲海が見たかった

もぐもぐ(@kfc0606)さんの、このツイートを見て、鳥見山公園へ行きたくなったのでした。

 雲海シーズンではありませんが、前日まで雨が降ってたし、いけるんでない?と思って朝3時に起床。3時8分には車に乗り込んでいました(こういうとき朝強い)。

 

我が家からは90分ほどの行程。

しかし、事前にした調べによると、特に道が厳しいとかそういった話はなかったのですが、やられました。

 

死ぬかと思った

宇陀市内から鳥見山公園への道は決して良くはありませんでした。対向車とすれ違うことはかなり難しい道が続きます。しかしそこまで長くはないのは救いです。

目的地の鳥見山公園があと700mほどの地点になったところで、鋭角に折れる三叉路に出くわしました。直前でなんらかの案内の看板が見えた気がしましたが、サッと過ぎてしまったため内容を理解しないまま、「厳しいなあ・・・」とか思いながら右折。・・・右折。

曲がりきれません。愛車CX-5は小回りがききません。というかこれを一発で曲がれるのは軽自動車だけかな・・・

 

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右のタイヤが内輪差で段差に乗り上げました。強引にいけるかな・・・とも思いましたが、完全に空転してしまい。ここで冷静なら、ハンドルをそのままにして戻ればいいのですが、焦ってしまったのかこの男は反対方向に切り返し始めました。ちなみに上の写真、帰りに撮影したものですが、撮影ポジションの後ろはガードレールがなく、崖です。落ちれば5mほど滑落します。

切り返しながら「ヒイッヒィッ・・・後輪が落ちたら死ぬッ・・・」などと半べそかいていました。薄暗いバックモニターを確認したり、たまに車を降りて目視で確認してみたりしながら、なんとかお尻を反対方向に振ることに成功し、難所を突破しました。

しかしいくらなんでもこんなに危ないのはおかしい。どういうこと??

そこで先程通り過ぎた看板を思い出しました。

Uターンってなんのことかわからなかったんですよね。

 

草に隠れちゃってるし・・・

つまり、「鳥見山公園に行きたい人は、右に行くんだけど、カーブが急すぎるから一旦まっすぐ進んで、150m先の転回場所で回ってから戻ってきてね」ということです。

えー('A`)

 

これだけ苦労したら絶景が見られると思うじゃろ?

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なんも見えん

 

地元のカメラマンが数人いましたが、ほどなくしてみんな帰ってしまいました。

仕方なく展望台下の神社と、近くの池でもや写真を撮って遊んでいました。もやもや。

 

 

ほんと、初めて行くところは気をつけましょう。いつにもまして慎重に運転しましょうね。おかげさまで怪我はありませんでしたが、愛車の腹をこする音は耳に残ってます('A`)

 

【余談】

運転中、映画「セッション」のサントラをかけていたのですが、一番ピンチなときに「事故」という曲(映画の中で交通事故シーンがある)が流れていたのはさすがに縁起が悪すぎて、ラジオに切り替えましたw

 

額装しようよ

 プリントしてみた

みなさん、写真をプリントしていますか?

僕はせいぜいL判のフォトフレームに家族の写真を入れて、リビングに飾る程度でした。しかしこのたび、職場の展示スペースに好きに写真を飾っていい権利を手にしたので、自分の写真を大きくプリントしてみることにしたのです。フレームはA3。いままでフォトコンに出すときでもA4程度だったので、未知の大きさです。

 

印刷を依頼したのはどんどんプリント(https://netprint.dondonprint.jp/index.php)さん。とにかく安いのですが、高品質なプリントで評判です。今まで何度か利用したことがあり、信頼しています。A3は250円/枚。

スマホで撮影した画像のため、正確な色味などはお伝えできませんが、かなりイメージに近い仕上がりとなっていました。今回はディスプレイをキャリブレーションしたことが効いたのかもしれません。

でかい=すごい

IQゼロ感のある見出しですが、これは真実だと思います。音楽をけっこう長くやっていたのですが、オーケストラではとにかく音量の大きさは最優先事項でした(もちろん音程が合ってるとかそういうことは当然ですが…)。

どんなにすばらしい音楽でも、音が小さければ観衆の心には響きません。それは写真でも同じなのではないでしょうか。せっかく何千万画素のカメラで写真を撮っているのに、スマートフォンの小さな画面で眺めるのはもったいないし、伝わりません。大きいプリントには力があると思いました。L判よりもA4、A4よりもA3です。(ついつい便利さにかまけてTwitterに上がっている素晴らしい写真を、スマホで消費してしまう自戒をこめて)

 

大きくプリントすると、画素数的に大丈夫なのか不安になるところですが、先述のツイートにもある通り、2037万画素のE-M1MarkⅡで撮影した写真でも、全く問題ないと感じました。

 

フレームから選びたい

しかしふと思ったのです、職場にあるフレームで飾るだけでは、ちょっとおもしろくないと。先日、Twitterで"VOUN"というアプリが流行しました。

dotapps.jp

Twitterには、思い思いに写真を額装する写真愛好家が溢れていました。あれをやりたい。そして、自分好みのフレームに額装し、自宅に飾ることにしました。職場へ飾るとかそんなことは、すでにどうでもよくなっていました(よくない)

 

大阪の額装の老舗、カワチ画材へ

 額装の知識ゼロの自分は、とりあえずグーグル先生にお願いしていい感じの額縁をおいているお店を探してもらいました。そこで出てきたのがこちら。先日心斎橋店がオープンしたばかりだそうです。

www.kawachigazai.co.jp

大丸のある御堂筋から、ちょっと中に入ったビルのテナントにその店はあります。賃料いくらなんだろう…怖い…

額装コーナーは、お店の一番奥にありました。

無数のカラフルなフレームのサンプルを背に、蝶ネクタイをビシッと締めた「フレーマー」と言われる方が応対をしてくれました。この写真ならこのフレーム、マットはこの色がいい、など。実際に写真を持ち込むことで、具体的なイメージが可能になります。

 

結果、黒の細めのウッドのフレームと、やや浅めのグレーのマットで落ち着きました。クリーム色のマットも欲しかったですが、まあまあ、また買えばいいということで。写真の設置まで行ってくれて、とても丁寧でしたので、また利用したいです。

 

これからは毎日帰ると、自分が撮った写真が出迎えてくれます。最高~。

いつか篠田桃紅の画を飾ろうと思っていたスペースなのは内緒

ストロボで遊んでみる

「写真うまくなろうと思ったら、ライティング勉強したらええで!」

とよく言われるので、「へーそうなんや(ポケー)」と何も考えずに買ったクリップオンストロボ×2。なんだかんだお外へ風景を撮りに行くことが多いため、ちょっと使用頻度が減っていました。

 

しかし最近引っ越して部屋が遊んでおり、その部屋を物撮りスペースとして利用しようと前から考えていたので、これからもっとストロボを使用して撮っていこうと思います。

 

被写体はコレ。

 

 

 

機動武闘伝Gガンダムより、東方不敗マスター・アジア操るマスターガンダム

悪魔的デザインとボリューム感を兼ね備えた、大好きな機体です。

Gガンダムはお話もすんごく面白いので、未見の方はぜひ。

 

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撮影風景。テーブルの上に百均の模造紙をセットし、背景にしています。シワシワですが飛ばせば気になりません。

 

 

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まずは右のメインライト一灯で。左側に影が落ちすぎていまいちです。さらに、シワシワは気にならないとか言っときながら、シワが目立ってます。ちーん

 

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左からフィルインを当て、二灯にて。なかなからしくなったんではないでしょうか。

ロボットゆえ、硬質な光が良いかと思い、ディフューズはしていません。もっとパキっとさせようと思ったら、なにかストロボアクセサリーが要る気がしますが、勉強不足。

 

 

 

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少し方向を変えて。

たしかポートレートでは、関節で被写体が切れないようにすると聞いたことがありますが、たぶんアクションフィギュアでもそうなんでしょう。足首、大丈夫?

ちなみに、この写真から先日のLightroomの更新で追加された、「テクスチャ」をかけています。わかりやすく思い切って+100。格闘ロボットらしく、彫りが深くマッシブな印象が強まった気がします。

テクスチャをかけていない写真がこちら。違いがよくわかります。ロボットとの相性はとてもいいと思いました。

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問題の写真。流派・東方不敗おなじみのカッコいいポーズを再現しようとしたもの。

商品画像ではこのようになっております。

ROBOT魂 機動武闘伝Gガンダム [SIDE MS] マスターガンダム 約140mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

なんですけど・・・・

自立しねーよこんなの!!!

 

一応何度もトライしてみましたが、どうしてもちゃんと片足立ちしてくれません。そもそも、昔マスターグレードマスターガンダムを組んだときも、背負い物が重すぎてバランスが取れず苦労したことを忘れていました。

ですので、無念のスタンド使用です。

ああ、秋元羊介さんの声で「こぉの、馬鹿弟子がぁ~~~っ!!」と怒鳴られているような気がします。

しかし、なんだかんだいってこの写真、気に入っております。

 

 

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バストアップ。フルサイズで撮ると、絞っててもピント面以外はけっこうボケるんですね(90mm F16)。あまりボカしすぎても伝わらないので、これぐらいがちょうどいいんではないでしょうか。

 

 

と今回は以上でした。

反省点は、ストロボの設定がよくわかっとらんということ。

恥ずかしながら、現在「適当に触ってたらなんか光った」という状態。フィルインの光を調節したいなーと思って発光量をいじったつもりでも、「あれ?変わってない・・・」となってしまったり。もう一回説明書読んできますε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

 

また、ポージングにも課題。特に素立ちは色々粗が目立って難しいですね・・・

今回は以前教えていただいた、ホビージャパンエクストラの記事を参考にポージングをさせていました。もっと回数を重ねて慣れていきます。 

 

 

 

おまけ

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背景黒いほうがカッコイイんじゃね?と覚えたてのPhotoshopで背景を黒くしてみましたが、明らかに不自然www

黒い背景紙買ってきますε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

2018年に撮った写真で失敗を反芻する

マゾ企画。

 

現像までしてるということは、あとから見て「ええやん」となったからではありますが、撮影時にもっと追い込めたはず。ならば今後、より高い打率を残すために、反省点をあぶり出しておきましょうという意図のエントリです。

時系列で振り返ります。

 

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春の吉野山。被写体としては強いですが、撮っただけの写真。これが映える時間帯や構図がもっとあったはず。

 

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D800を持ち出すようになった頃の写真。巫女さんの白い服が飛んでます。暗めに撮りましょう。

 

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SIGMA24-105mm F4 Artを買ったときの写真。今見ると、真ん中の窓が透けたボートがいい味を出しています。だったら、もう少し構図を工夫すべきでした。そのときに気づけないのがだめですね。たぶん、焼けてるのを撮るのに夢中になっていました。観察力を鍛えましょう。また、センサーダストが残っています。

 

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これは好き嫌いの問題だと思いますが、ソフトフィルターが効きすぎている気がします。ケンコーのPRO SOFTON(A)です。貰い物なので文句は言えませんが、これからはもう少し薄いものを使います。

 

_DSC0640-Edit-Edit-Edit千里川土手での一枚。打率が半端なく低かったときの一枚です。最初はC-AFで撮ろうとしていたのですが、暗いところに暗いものが飛んでいると全く追従しなかったので、途中から下の誘導灯に置きピンして連写していました。設定は200mm F2.8 SS1/100 ISO6400。本当はもっとSS上げたほうがいいのかもしれません。ISOはD800だとこのあたりが限界です。Nik collectionのNRでがんばっています。機材的な難しさもこのシチュエーションでは存在します。エクストリームです。

 

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もとは横位置で撮ったものをズバッと縦に切ったもの。こんなことはめったにやらないですが・・・初めて参加した花火大会だったので、どのへんに花火が開くかわからなかったということもあり・・・次があれば適した画角で。でももうあの猛暑のなか仕事を休んでまで場所取りはしたくないw

 

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いわゆる絶景スポットに足を運んで撮ったときの一枚。これは写真そのものの失敗というより、大勢人がいるところで撮るときにめっちゃ気を遣うのでもう行きたくないな・・・という意味でのピックアップ。三脚の脚同士がぶつかってしまったり、常連と思しきおじさんの間で肩身が狭いなど。写真的にはもう少し霧が出てたほうが良かったですね。

 

以上です。

2019年は現地で詰めるべき設定と構図、そして現像時の調整でワンランク上の写真を目指します。ではっ!