ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroファーストインプレッション
マウントアダプターとエクステンションチューブ両方付けると中々いかつくなる pic.twitter.com/x2zd4XfdjR
— みーな (@meenaphoto) 2020年2月20日
先日、出来心でZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroというチョイ古レンズを手にしてしまった私です。コスパのいいマクロに定評のあるオリンパスですが、このレンズも一昔前には神レンズと呼ばれていたようでありまして、ネットに転がっている作例から、「いつかは使ってみたい」と思わせるものでした。
浪費の機会も少なくなっていたのですが、昨今の新型コロナウイルスの流行によるストレスがきっかけとなり(くるしい言い訳)、ついキタムラネットショップでポチリとやってしまいました。
ちなみにこのレンズはフォーサーズ規格なので、マイクロフォーサーズのボディでは別途マウントアダプターが必要となります。AFに関しては、像面位相差AFを採用しているE-M1系列のボディがおすすめです。コントラストAFのボディで使用すると、目に見えてAF速度、精度が劣りますので。。。
今日、近くの公園へ出かけていくつか写真を撮りましたので、特にE-M1系ユーザーへ向けておすすめしていきたいと思います。
明るい中望遠単焦点
35mm判換算で100mmのこのレンズ、マクロの名を冠してはおりますが、中望遠単焦点として大変優秀なようです。開放ではややフリンジなどは見えますが、そこまで気にならない程度。切り取りが楽しい画角です。
大変切れるので、モノクロも様になりますよね。
本領のマクロ域
このレンズを使用していて、逆光でのマクロ撮影がとっても楽しいと感じました。少しフレアが出るのですが、ちょうどいい塩梅で画質を損なわない、味のある描写になります。開放付近ではフリンジも出ますが、Lightroomで補正できるレベル。でも消しちゃうとなんだか味気なくなっちゃったので、今回は残しました。
梅や桜は枝の二線ボケが出やすく、しんどい被写体でもありますが、このレンズではうるさくないですね。
これも開放付近ですが、アカシアの細い毛のような繊細な花を見事に表現していると思います。素晴らしいですね
ド逆光もアツい。
今回はエクステンションチューブをつけずに撮影してみました。次の撮影機会には使用して、さらなるディープなマクロ世界へ足を踏み入れていきたいですね。
ちなみに、巷でAFが遅い遅いと言われているのですが、まあ、そんなに言うほど?という感想です。待ってあげればきちんと合いますし。いいレンズです。
それでは!