新米パパママへ伝えたい、子どもの出生〜1歳までの写真の撮り方
子供を撮ろう!(でもどうやって?)
はじめましての方ははじめまして。Twitter上で写真アカウントを細々と運営している、みーなと申します。
私事ですが、2019年3月8日に長男が誕生しました。それ以来、分娩室から1歳の誕生日まで、かつてない枚数の写真を撮ってきました。
毎日、目まぐるしいスピードで成長を遂げていく子どもの姿を追うことは、後々の親子にとって、かけがえのない財産へと変わります。そして、子どもの写真を撮ることは、シンプルに楽しい!その中で得た気づきを、これからパパママになる方々へお伝えできればと思い記事にします。
カメラは持ってるけど/こんど産まれてくる子のために買ったけど、どうしたらいいかわからない!という方々のためになれば幸いです。なお、簡単に説明するために、かなり大雑把な表現になっている項目が多数ありますが、カメラ上級者の皆様におかれましては、大目に見ていただくようお願いいたします。
僕は子どもが生まれるまでは風景写真をメインで撮ってきましたが、風景と子どもでは気をつけることやカメラの設定、機材も違います。また、月齢によって子供の振る舞いも変わってくるので、成長に合わせて撮り方を変えていく必要があります。
以下は、子供を撮るに当たって基本となる総論的な位置づけの話です。
ボカしちゃえ!
一眼カメラを手にするときの動機は一般的に、
背景がボケた写真ってプロっぽくてカッコいい
ということですよね。でも、「ボケに頼っていると写真がうまくならないよ」とよく言われるのではないでしょうか。これは写真技術一般に当てはめると真実の一端をとらえているのですが、この際そんなお説教は無視してガンガンにボカしましょう。
ボカすということは、ピントのあっている面以外の情報量を減らし、見てもらいたいものへ視線を集中させることです。あなたの世界最高に可愛いお子さんの可愛さを表現するのに、理屈は必要ありません。カメラを絞り優先オートに設定し、f値を小さくして心ゆくまでボカしましょう。
ちなみに僕は明るい(f値の小さい)レンズを使用する際は、f1.4などの超明るい数値に設定すると、赤ちゃんの顔面のなかでもピントのあっている面とそうでない面に極端に分離してしまうので、例えば35mmのレンズではf2〜f2.8ぐらいまで絞ります。これはレンズの焦点距離と赤ちゃんまでの距離、あるいは前景背景の位置にもよりますので、ご参考まで。あくまで僕の好みの話でもあります。
また、ボケは散らかった部屋をいい感じにわかんなくしてくれます。「撮りたいけどいちいち片付けるのは面倒…」そんなモノグサさんも、レンズのパワーで解決です。
ここからは成長の段階に合わせた各論です。
出生〜手ブレに気をつけろ!〜
(出生の前日、陣痛室にて。)
分娩室へのカメラの持ち込みが許されるかは、事前に病院側へ問い合わせておきましょう。我が家のケースでは、静止画はOKでしたが動画はNGでした。
分娩室へ駆けつけたパパは、まず赤ちゃんの写真を撮る前に、出産という大仕事をやり遂げた奥様をねぎらってあげてください。義務を果たしたら(オイ)、いよいよ赤ちゃんとの対面です。あまり長い時間は貰えないかもしれないので、カメラの設定は事前に済ませておきましょう。特に手ブレに気をつけてください。室内というのは、思ったより暗いものです。シャッタースピードが遅くなりすぎないよう設定するのがベストですが、難しければプログラムオート(カメラにぜんぶおまかせモード)でもいいかもしれません。とにかく一生に一度しかないシャッターチャンスを、手ブレで終わらせないことが最も重要です。
シャッタースピードを速くすると、代償としてiso感度が上がって画像が荒れがちになりますが、ブレているよりはましです。赤ちゃんを撮影するときに限った話ではありませんが、絞り、シャッタースピード、iso感度といった「露出の三要素」の関係を押さえておけば、ブレを起こさずに狙い通りの写真が撮れるようになります。ここで説明すると、それだけで一本の記事が書けてしまいますので、初心者向けのサイトを読んでみてください。
具体的には、「1/焦点距離」となるようにシャッタースピードを設定するというのが、一般論としてあります。それでもブレるときはブレるので、1/100ぐらいにしておけば安心かなと思います。不安ならスマホでも撮っておき、保険とするのもいいと思います。手ブレさせない自信がある方は、手ブレ限界までシャッタースピードを遅くして、可能な限り感度を低く抑えましょう。そうすることでざらつきの少ない画像を得ることができます。また、後述しますがストロボを使用しての撮影は、この時点では行いませんでした。
ニューボーンフォト(新生児期)〜窓際が正義(ジャスティス)〜
退院したら、ニューボーンフォトを自分で撮るのもいいと思います。新生児期って、けっこうあっという間なんですよね。撮れるうちに、触れたら壊れてしまいそうな繊細な生命の記録を残しましょう。どうせ一年後には、出生直後には想像できなかったぐらいのタフガイ、タフレディーに成長します。もちろん業者さんに頼むのもありです。
撮影のコツは、日中の窓際、太陽光がレースカーテンごしに柔らかく入り込む場所ですることです。赤ちゃんのようにソフトな被写体には、ソフトな光が似合います。加えて、レフ板を使って影を起こしてもいいと思います。夜、室内の電灯下で撮ることはオススメできません。夜の室内は暗くて感度を上げざるを得ず、やってみるとよく分かりますが、色もうまく出ません(ニューボーンに限った話ではありませんけど)。
生まれたての赤ちゃんはけっこう肌がガサガサしているので、LightroomなどでRAW現像をしている方なら、「明瞭度」を少しマイナスに振ると丁度良くなります。これはお好みで。
撮影小道具
楽天で、赤ちゃんを入れるカゴを買いました。これに手芸用品店で買ってきた、ふわふわの布を敷き、百均の造花などでデコレーションします。カゴはニューボーンが終わってからも、何かと雑多な物を入れることができるので便利です。ふわふわ布も、他の用途に応用がききます。
マクロレンズも活躍します。赤ちゃんの小さな手、かわいいあんよを大人の手や指と比べてみましょう。把握反射があり、簡単に握ってくれるので撮影は難しくないですよ。
大人の都合で撮影を進めてしまいがちですが、赤ちゃんの体調第一でお願いします。赤ちゃんは気温の変化に敏感なので、特に服を脱がせて撮るときは手早く、かつ脱いでも寒さを感じにくいよう室温をコントロールしましょう。
また、ニューボーンフォトの定番ポーズとして、赤ちゃんがうつ伏せに寝そべりながら、両手で顎を支えるものがありますが、危険ですので控えましょう。世に出ている写真は、スタジオで撮って合成されたものです。
ストロボについて
ストロボの強い光が赤ちゃんの視力に悪影響を及ぼすとか、及ぼさないとか、いろいろ意見がありますが、自分の観測範囲ではどちらの意見にも明確なエビデンスはありませんでした。おそらく、これをテーマとしたコホート研究自体がないのではないかと思います。研究がないことにははっきりしたことは言えないのですが、こういうとき言えることは「心配ならやらないほうがいい」ということです。
一応我が家では、大人とおなじように日中出かけるようになれば、まあいいかなという程度で基準を設けてから使用しました。太陽光はかなり強いので、これが大丈夫なら問題ないだろうという程度の認識です。本当に不安なら、わざわざ使うことはないと考えます。
お宮参り〜お前が写真に写るんだよ!〜
お宮参りでは、出張撮影サービスを利用しました。主役はもちろん赤ちゃんなのですが、親である自分がカメラを持ってウロウロするわけにはいきませんから…ネットで検索すると、カメラマンごとの作品例が提示されていますので、ご自分の好みの作風の人に依頼しましょう。人によってけっこう個性が出ますので、事前の検討が重要です。今回の場合、色や機材はまあまあよかったのですが、カメラマンの方が日中シンクロを多用する方だったので、そこはちょっと自分の好みではなかったなと思いました。そうでない写真は良いものだったので、概ね満足はしています。なにより、普段写れない自分が写真に残ることができるのは有り難かったです。
安いところなら二万円弱から頼めるようです。我が家の場合は遠方からの出張依頼だったので、二万五千円程度だったと記憶しています。
首がすわる前からおすわり期〜やっぱり窓際、ときどきストロボ〜
これぐらいの時期から、毎月の誕生日(8日)に、記念写真を撮ることが習慣になりました。最初は、いわゆる寝相アートというものです。妻が最初撮り始めたので、はじめての寝相アートはスマホによるものです。ネタはインスタなどで検索してマネをしたようです。やはり寝かせる場所は窓際が良いと思います。
(3ヶ月なので「3」の文字)
首が据わるようになると、赤ちゃんはうつ伏せにしてもだんだん平気になってきます。こうなると、地面に寝かせて撮るよりも、壁をデコレーションしてその前に寝かせるスタイルが安定するようになります。
このやり方だと、自然光を利用した撮り方が難しくなる場合があります。デコレーションできるほど大きな壁が、窓のすぐそばにあるとは限らないからです。我が家ではこのとき自然光には頼らず、ストロボ一灯による天井バウンスで撮影しました。
このときの飾り付けはネット通販で用意しましたが、百均でもいいものがあったかもしれませんね。
ハロウィン時期での一枚です。光源はLEDランタンとロウソクの明かりのみ。自然光が入らないように、カーテンを閉め切って撮影しました。カボチャとオバケが思いの外いい感じに光ってくれましたが、内部にロウソクを仕込んでいるため火事には細心の注意を払いました。ランタン以外の小道具はダイソーとSeriaで用意したので安上がりです。
ハイハイから伝い歩き期〜迫りくるヤツ〜
ハイハイができるようになると、動きが途端に活発になり、もはや以前のような撮り方ができなくなります。したがって、AFの設定もAF-Sで撮っていたところを、AF-Cで撮るようになります。また、瞳AFがある機種はその威力を発揮します。とにかくカメラを向けるとずんずん向かってきます。AFが強いにこしたことはありません。
描写の味を求めて買ったMFレンズの出番はなくなります。しゅん。あとめっちゃレンズの前玉を触られます。
もし今から子供撮りのためのカメラを買うとしたらどれ?と聞かれたとしたら、瞳AFに定評のあるSONYのα6600とお答えします(自分が使っているのはNikonですが、精度と速度においてSONYには負けています)。
ハイハイ期以降のカメラ設定
赤ちゃんが動いていない時期では、「シャッタースピード=1/焦点距離」でも大丈夫なのですが、動き始めると被写体ブレの問題が発生してきます。赤ちゃんは意外と素早く動くので、1/100程度では歩留まりが怪しくなってきます。したがって、1/200ぐらいのシャッタースピードが安心できる設定となりますが、その分感度を上げるか絞りを開く必要があるため、兼ね合いで設定は決めます。
記念撮影でも動いてしまうため、以前より難度が跳ね上がります。しかし我が家の場合豆イスに座ると動けなくなることを発見したので、なんとか1歳の誕生日記念写真を撮ることができました。この手もそのうち使えなくなるんでしょうね・・・
(撮影小道具はほぼ百均で。白シャツは西松屋の安いやつ。天井バウンス+左からのアンブレラのストロボ二灯でライティング。右半分が暗く落ちてしまい反省・・・)
ここまでが出生から1歳の誕生日までの撮り方でした。同じ子供を写しているのに、本当に全く別のものを撮る感覚になりました。
機材について
カメラボディは、センサーサイズによって分類されます。
フルサイズ>APS-C>マイクロフォーサーズ の順番でセンサーが大きく、一般的にボディの大きさ、レンズの大きさもこの順番です。大きいほど重くなります。センサーの大きさにボケ量が比例するため、より大きなボケがほしい人は大きなセンサーフォーマットを選択することになります。
自分が愛用しているのはNikon Z6(フルサイズ)とOLYMPUS E-M1MarkⅡ(マイクロフォーサーズ)です。主に室内で子供を撮るときは、機材の重さは気にしないのでZ6を使用することが多いです。E-M1MarkⅡはアウトドアに持ち出すことが多いです。
室内撮りでは、最初はキットレンズの24-70mm f4を使用していましたが、描写と開放f値を求めてTamron SP 35mm f1.4を使用するようになりました。
この35mmという画角は、室内の様子を写しつつ被写体を捉えるのに適していて、とても自然に切り取ってくれます。スマホのレンズがおおよそ28mm程度だそうなので、スマホで普段写真を撮っていると、違和感なく馴染めるのではないでしょうか。
広角になるほどボケにくくなるため、明るい単焦点レンズという選択肢は有効です。
おっきなカメラ持ち歩くのやだ!という方は小さいセンサーのカメラを使うのが良いでしょう。先述の通りボケにくいですが、明るい望遠単焦点を使用すればボケ量は得られます。広角ではないので、周りがどんな様子であるかは抽象化されます。ボケ量と広角の度合いはトレードオフなので、どちらを優先するかを考える必要がありますね。
(E-M1MarkⅡ+m.zuiko digital 45mm f1.8)
おわりに
長々と書き続けてきましたが、これで自分が我が子の出生から丸一年を見守ってきた経験の記録は終わりです(もともとそんな話だったっけ?)。
自分が撮りたいから撮っているだけであって、他の誰のためでもないのですが、もし自分のエゴが子供本人や他の誰かを喜ばせることにつながれば幸せですし、この記事を読んだ方がご自身のお子さんを撮るときに役立ててくれれば、この上ない喜びです。
これからも変わらず僕は我が子を撮り続けます。彼が大人になるその日まで、きっと続くでしょう。
また気づいたことがあれば、記事にまとめます。またお目にかかるその日まで。
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroファーストインプレッション
マウントアダプターとエクステンションチューブ両方付けると中々いかつくなる pic.twitter.com/x2zd4XfdjR
— みーな (@meenaphoto) 2020年2月20日
先日、出来心でZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroというチョイ古レンズを手にしてしまった私です。コスパのいいマクロに定評のあるオリンパスですが、このレンズも一昔前には神レンズと呼ばれていたようでありまして、ネットに転がっている作例から、「いつかは使ってみたい」と思わせるものでした。
浪費の機会も少なくなっていたのですが、昨今の新型コロナウイルスの流行によるストレスがきっかけとなり(くるしい言い訳)、ついキタムラネットショップでポチリとやってしまいました。
ちなみにこのレンズはフォーサーズ規格なので、マイクロフォーサーズのボディでは別途マウントアダプターが必要となります。AFに関しては、像面位相差AFを採用しているE-M1系列のボディがおすすめです。コントラストAFのボディで使用すると、目に見えてAF速度、精度が劣りますので。。。
今日、近くの公園へ出かけていくつか写真を撮りましたので、特にE-M1系ユーザーへ向けておすすめしていきたいと思います。
明るい中望遠単焦点
35mm判換算で100mmのこのレンズ、マクロの名を冠してはおりますが、中望遠単焦点として大変優秀なようです。開放ではややフリンジなどは見えますが、そこまで気にならない程度。切り取りが楽しい画角です。
大変切れるので、モノクロも様になりますよね。
本領のマクロ域
このレンズを使用していて、逆光でのマクロ撮影がとっても楽しいと感じました。少しフレアが出るのですが、ちょうどいい塩梅で画質を損なわない、味のある描写になります。開放付近ではフリンジも出ますが、Lightroomで補正できるレベル。でも消しちゃうとなんだか味気なくなっちゃったので、今回は残しました。
梅や桜は枝の二線ボケが出やすく、しんどい被写体でもありますが、このレンズではうるさくないですね。
これも開放付近ですが、アカシアの細い毛のような繊細な花を見事に表現していると思います。素晴らしいですね
ド逆光もアツい。
今回はエクステンションチューブをつけずに撮影してみました。次の撮影機会には使用して、さらなるディープなマクロ世界へ足を踏み入れていきたいですね。
ちなみに、巷でAFが遅い遅いと言われているのですが、まあ、そんなに言うほど?という感想です。待ってあげればきちんと合いますし。いいレンズです。
それでは!
2019年、自分で選ぶ30枚の写真たち
Twitterの今年の4枚じゃ物足りないので、みんなnoteに30枚くらい載せてほしいなぁ。
— 横田 裕市 / 写真家 (@yokoichi777) 2019年12月29日
30枚というのはもう少し見たいと余韻を残す絶妙な枚数だと思う。 https://t.co/1cKQO5uoRy
なるほど、たしかに4枚というのは難しい。困っていたところだったので、僭越ながら乗ってみることにしました。時系列で参ります。
いきなりどこだったか忘れてしまいました。若草山へ初日の出を見に行った帰りに寄って…誉田八幡宮??これは妊娠中の妻の手。何をお願いしたか、聞くまでもないですね。
大阪湾の埋立地にある、前衛的なゴミ処分場を撮りに行ったとき。たまたま通りかかった建物に反射する、夕日のグラデーションが素敵だったので。
とある車両工場より。金網はイケメン
はい出ました。長男です。ニューボーンフォトは自前で。子供が1歳ぐらいになったら、それまでの経験をまとめたエントリを書こうかと思ってます。
やっぱり抑えておきたい、赤子のおてて。
瞬間的に閃きで構図が整った瞬間にシャッターが切れました。かなり気に入ってます。
去年と比べると、光に対して敏感になった一年だったのかなと振り返ります。
買ったばかりのZ6を濡らしてみたり…
子供の写真は意図的に減らしました。油断すると30枚全部子供の写真になりそうだったので。
山の上で花火を待っている間に。そういう時間でも少しでも被写体を探していたいもの。
どーん。PL花火芸術。ハゲたおっさんの後頭部とか言われて泣いた。これでもけっこう苦労して撮ったんすよ??
夕焼けの切なさと、うつむき加減のシルエットで波は動いているのに時はスローな感じに…思えなくもない。香川県は父母が浜。
生後半年のハーフバースデー。以前の自分だったら「ハーフバースデーとかキラキラした家族のやることやろ…」と一笑に付すところだったろうに、撮れるチャンスと思うとノコノコカメラを準備してしまいました。
若草山夕景。いいトーンだと思います。
須磨水族園。水族館はフルサイズが楽しい。
同上。写し止めるってのが好きなんですね。
エト、エト、シルエット(おかあさんといっしょ見てる者だけがわかる)
いっぺんやってみたかったシリーズ。
一言主神社近くの田圃。このころフォトジムが立ち上がって、色々聞いたり学んだりが多かった時期。もう少し勉強してまた写真投げたいです。
乳歯が生えてきたころ。遊びのつもりでハミガキクチュクチュ
祭りの熱狂。
光を待って狙い通りに来たので、大変気に入っております。
葉っぱはもともと違う位置にあったのですが、わざわざ動かしました。
腰が据わったころ。
池の水全部抜かれた。
愛知の四季桜まつりで。だいたいいろさんと撮りにいったら、自分と見ているものが違うし、やっぱり上手だな…と思いました。来年はもっと誰かと撮りに行きたいです。
植物園の窓からのぞくこれは…メタセコイア?
超お気に入りの一枚。スマホの待受がこれ。MFTはこういう硬めの被写体得意なんじゃないかな?
動き回って、目でこちらの所在を確認できるようになったころの一枚。
買ったばかりで早くも大好きになったTamron 35mm f1.4。やっぱり室内ではレンズが明るいにこしたことはないですね。
こうして見ると、去年とはだいぶ違った撮り方をしている気がします。「来た!」と思って反射的に構えて撮った写真も、「こいこい…今だ!」とじっくり仕掛けた写真も、どちらも撮れたら嬉しいですね。もっと考えて撮りたいと常々思ってはいるんですが。今年は特に色について考えることが多かったです。まだまだわかっていないことだらけ…
また、子供を室内で撮っているとついついワンパターンな光になるので、来年歩けるようになったら、もっといろんな光のなかで我が子の写真を残したいと思います。
では皆様、よいお年を。
修験の湯・洞川温泉「角甚」がとても良かったので書く
奈良のどまんなか、大峰山系に抱かれた天川村へ
11月3日、4日の連休を利用して家族と一泊旅行へ行ってきました。奈良県天川村にある洞川温泉です。この小さな温泉街は、近畿圏の人でも知らないこともあるぐらいで、自分もその一人でした。
ここを知ったきっかけは、昨年夏に観音峯へ登山した際に、帰りのお風呂を探したらヒットしたことでした。その時は街の雰囲気もチラ見した程度でしたが、近隣のみたらい渓谷の美しさも相まって、必ず戻ってこようと思ったのでした。
自宅から車で2時間ほどとアクセスがよく、0歳児連れの旅行にはほどよいのではないかと判断しました。
街も宿も、ほどよく小さく
大阪から国道309号線をひたすら南下。コンビニやガソリンスタンドがまばら、というかほぼない雰囲気の中をずんずん進むと、奈良県天川村です。その中心部からすこし車を走らせたところに、洞川温泉はたたずんでいます。
大小二十軒ほどの温泉宿が立ち並んでいます。いずれも昔ながらの和風旅館なので大きすぎず、ほどよいミニマル感です。今回泊まらせていただいた「角甚」さんは創業330年の老舗旅館で、他の旅館もそれに負けない伝統美を醸し出していました。
このあたりは昔から修験道の地として栄えてきた歴史もあり、役行者が伝えたとされる「陀羅尼助丸」というお薬がそこかしこで売っています。腹が弱いので買ってもよかったかな・・・w
修験道用具一式も売られていました。買う人いるんだろうか・・・
330年の重みを感じさせる、昔ながらの木造建築です。入った瞬間に「はぁ~、好き…」とため息をもらしていました。
建物そのものは非常に大きいというわけではありません。しかし客室は余裕をもった二間で、トイレ付きです。客室の数を少なめにしてあるためか、部屋と部屋の間に距離があり、赤ちゃんが多少泣いても迷惑にならないところは、非常に助かりました。
一階から二階へ上がる階段は古い日本の建物らしく急なので、赤ちゃんを抱いて上り下りする際には要注意。
広々した和室で早速父のカメラバッグに付いたアクキーにいたずらする息子(このあと引きちぎられた)
この日のチェックインは15時だったので、部屋で一息ついたあとは周辺の散策をすることにしました。いくつかの観光スポットがあるのですが、いずれも温泉街から徒歩で非常に近いところにあります。最高。
面不動鍾乳洞へ
旅館街から数分歩いたところに、面不動鍾乳洞があります。関西でも有数の鍾乳洞だそうです。内部は年間を通して8℃程度を保っているらしく、無風とはいえ上着は必要でした。
徒歩で登る人は、鍾乳洞入口まで8分程度かかります。
トロッコという名のケーブルカー?のようなもので入り口へ。大人往復500円なり。
登りきったところからは洞川温泉街が一望できます。このために登ってもいいぐらいですね。
売店で入場券(400円)を購入して、いざ洞窟探検。内部は一部濡れていて足場の悪い箇所もあるので、赤ちゃん連れの方は特に足元に注意してください。
微ブレ・・・ながらも構図的に気に入っているので載せます。
焦点距離が15mmでも全然取り回しに困らない、鍾乳洞ってそんなところみたいです。
光と闇を楽しむ、大人の遊園地でした。
地元食材の夕食を愉しむ
飯写真苦手ですまぬ、すまぬ・・・て感じなのですが、せっかくなのでどうぞ。Pixel3a撮って出しです。
岩魚のお作りと鱒のあらい。
鮎の塩焼き。
鹿肉のタタキ。最高。
和牛を焼くやつです。うまー。
食事をする個室では赤ちゃん用にバンボが用意されていて、とても落ち着いて食事をすることができました。気遣いが行き届いていて助かります。
そして貸し切り露天風呂へ
まあ、お風呂の写真はマナー的にどうかなということでないんですが、宿泊客が先着で使用することができる(一回の使用は50分程度にしてください、とのこと)「貸切露天風呂」と、大浴場のふたつに入ることができます。どちらもいい湯でした。
翌日は紅葉の名所、龍泉寺へ
朝ごはんも前日の夕食と同じ個室で落ち着いて頂いたところで、これまた宿から余裕の徒歩圏内にある龍泉寺へお邪魔しました。
帰りがてらに、みたらい渓谷へ
マジで水が水色!な、みたらい渓谷へ。ここはいつ来ても本当に良い・・・
旅を終えて
なにげない思いつきから始めた旅でしたが、終わってみれば大大満足でした。のどかで、人が多すぎず、静かで、ゆっくりとおだやかな気持ちで過ごせる場所でした。必ずまた来たいと思わせてくれるところって、人生の財産ですよね。決して派手ではないですけれど、こういうのがいいんです。大峰山のすぐ近くですから、遠方から来られる方は登山の拠点としてもいいかもしれませんね。
紅葉の大台ケ原ゆるゆるハイク、そして写真のブレイクスルー!?
大山に行くはずだった
秋ですね。平地の木々も一部では色づいてきています。「今年は山に登るぞ!」と決めてから、近所の1000m前後の山には数回登ったものの、まだまだ初心者なので高い山には登っていなかった僕は、秋には絶対にちょっと高い山に行くぞと心にきめていました。森林限界がみたい。その一心で鳥取県の大山をチョイス。同行者とも予定をすり合わせ、10月19日土曜日決行か・・・!?と思われたそのとき、
有給が取れていなかった
ことが判明。同行者からは「カッコ悪い」と言われてしまいました。返す言葉もない。
仕方なく大台ケ原
仕方なくで選ばれてしまっては大台ケ原も可哀想なのですが、大台ケ原です。大阪からのアクセスもよく、学生の頃一度行っているのでなじみがあります。なんといっても百名山ですから、すばらしい登山体験が待っていることでしょう。
この一週間ほど、ずっと登山指数をチェックしていました。予定日前日まで雨の予報だったものの、20日だけは晴れて登山指数A。夜明け前に出発して日出ヶ岳でご来光を拝もうというつもりでプランを組みました。
https://yamap.com/activities/4801786
一方、日本一の多雨地帯であるため、霧の発生が容易に想像できました。
午前4時、大台ケ原ビジターセンター着
想像通りのガッスガスです。真っ白な山道を車で登ってくるのにはいささかの不安がありましたが、駐車場までくると早朝にもかかわらず、すでに4割ほどが車で埋まっていました。さすがハイシーズン。あまりにあたりが真っ白だったので写真には残していませんでした。
こちらは下山後に撮ったもの。
ブルーアワー開始の5時過ぎに間に合うよう、入山しました。登山初心者が夜が明ける前に入山というのには少し不安がありましたが、大台ケ原の登山道は非常に整備されており安全であることと、以前に行ったことがあり、ヘッドライトなど準備も整えてきたこと、他に多くの登山客がいることなどから考えて大丈夫という判断をしました。それにしたって中にはスマホのライトをつけて普段着で入ってる若者もいて、さすがにそれはどうなん・・・という気持ちにはなりました。
午前5時、日出ヶ岳着
こんな感じ pic.twitter.com/PKiX2aUokr
— みーな (@meenaphoto) October 19, 2019
まあ、駐車場の時点で真っ白でしたので、期待はしておりませんでしたが日出ヶ岳の展望台でもこの様子。できたら晴れてほしかったですが、ガスならガスで楽しむこととします。夜明けを待っていると、ちょくちょく風でガスが流れて、向こう側の稜線や海が見えたりして、他の登山客から歓声が上がっていました。
振り向けば青空。
名残惜しさはありましたが、ガスでいい感じになっている登山道が見たかったので、展望台をあとにしました。正木ヶ原へ向かいます。
正木ヶ原へ
正木ヶ原へ向かう木道では、ガスが優しい雰囲気を醸し出していました。明るくなってきたので木々の色づきが実感できます。
さきほどの展望台から少し降りたところにも展望台があり、多くのカメラマンでごったがえしていました。みなさんフルサイズ一眼にガチめの三脚で楽しそうにしています。ちなみに今回僕はMy new gear...のOLYMPUS 12-100mm f4 pro一本です。手持ち最高や!三脚なんかいらんかったんや!
My new gear... pic.twitter.com/ALnF1VYu7g
— みーな (@meenaphoto) October 13, 2019
この展望台には良きガス、良き太陽光が入り込んでいました。さいこー。
ここでの撮影もそこそこに、正木ヶ原へ。
青空がでてきた。
正木ヶ原といえば立ち枯れの木。伊勢湾台風でこうなったとか。自然の力の強大さよ。
木道が整備されてめちゃめちゃ歩きやすいです。
ここらへんから「マジで12-100すげえ・・・」となり始めます。寄れる。ブレない。これはもう1/3段ぐらい絞っても良かった。それにしてもすばらしい写り。買って良かった・・・
あーもう最高だよ。大台ケ原は雨が降ると登山道が普通に川みたいになります。ジャブジャブ。
牛石ヶ原、そして大蛇ぐらへ
このへんから「美ってなんだ・・・?」とか考え始めます。ヤバくなってません。そもそも、カメラを構えるときは美しいと思ったから。そこに広がる光景を見たとき、「む!?良い!」と思ったのはなぜか?それを言語化し、最大化するための構図、光、その他もろもろを考えてからカメラを構えるべきなのです。いままで反射で構えていたのをやめ、まずは感じたことを言葉にし、構図を組み立ててから撮影します。最初は時間がかかりますが、繰り返していくうちにスピードは上がるはず。今回の撮影でも、これをやりはじめてからクオリティが上がった気がします。一皮むけた・・・かな?
その結果が冒頭にもあげたこれです。派手さはないですが・・・いい写真だと思います(自分で言う)
このレンズ、寄れるしボケはきれいだしで、持ってきたマクロの出番がありませんでした。
ゴーストは出ます。
そして大台ケ原のハイライト、大蛇ぐらへ。
いやまあ、すんごい眺めなんですけど怖すぎ。
これかなりすべすべな岩場に、申し訳程度の柵で囲ってある場所からの撮影だったのですけど、ふつーに危ない。みんな平気そうに行ってるけどこれは事故が起きる。
ぐぐると「大蛇ぐら」「事故」でサジェスト出るもん。怖いから検索してないけど。
ビュンビュン風が吹き付けるので立てません。柵も持つとなんかグラグラしてるし・・・
大蛇ぐらで有名なのは↑のアングルのショットですが、自分が心惹かれたのは右方の絶壁。めちゃかっこいい・・・
柵と手前の岩を被写界深度から外して、見てほしい絶壁のコントラストを少し強調して・・・などということを考えながら撮っています。
体力的にはなんてことなかったですが、ここでけっこう精神的に疲れました。ビビリなので。
シオカラ谷へ、そしてゴール
ここまでほとんどアップダウンがなくて、登山というよりお散歩感が強かったのですが、シオカラ谷へ向かうとようやく登山っぽく。そこそこ急峻なガレた山道になりました。
画面上部の露出をやや落として、左下の紅葉と一番下の岩へ視線が動くように。初めて拡張感度ISO64を使用しました。(ND持ってなかったんです
出発から5時間あまり、ゆっくりゆっくり写真を撮りながら回ったので遅かったですが、無事登山終了です。思ったより全然運動強度がなかったので、子供連れでまた来たいですね。それにしても撮影前提なら一人のほうが断然いいな・・・
水族館でZ6の高感度とたわむれる
須磨海浜水族園(スマスイ)へ
連休を利用して、家族と須磨海浜水族園へ遊びに行ったので、その時撮った写真を紹介します。水族館といえば薄暗くストロボ三脚禁止、さらに被写体は動くというカメラにとっては辛い状況だけに、最新のカメラ性能を試すにはもってこいの場所です。今まであまり高感度で撮影してこなかったZ6、低画素機の実力のほどを試させていただきました。
ちなみに撮った写真には、Lightroomで現像する過程で、デフォルトのノイズリダクションがかかっているため、まったくのスッピン状態ではありません。ご了承ください。
エントランスの大水槽
まずはここから。Z6/24-70mm f4 Sで撮影しています。撮影上方はFlickrから御覧ください。
いきなりイカした光のお出迎えです。うーん、このトーン。好き。
エイの裏側って顔みたいでかわいいよね~、なんて親子で話しているのでしょうか。
でも近づくとまあまあキモいぞ!
各地の海のいきもの
タカアシガニのシガニーさん。光源が強かったのでこれは低感度。
マアナゴの集合住宅。こうしていると落ち着くんだとか。今回のお気に入り。
みんなのアイドル、ミノカサゴ。
タッツー。ISO7200。このへんになってくると高感度な感じが出てきますが、破綻するほど緩んではいない感じ。すごい。
みんな大好きチンアナゴ先輩。ISO12800+トリミング。十分じゃないですか。やるなあZ6(すき)
こういうの見ると、Eテレの2355を思い出す(伝わらない)
途中で見えたバックヤード。隠す気配もなく堂々としていました。ほぼ撮って出しなんですが、こんなかっこいいトーンをタダで見せてくれるなんて、スマスイさんには参るね・・・
ISO5000。これはちょっとブレてるかも。大きくして見るとダメなかんじ。
くらげだって生きている。くらげになりたい。
水族館は基本的に光源が上方にあるので、見上げて撮ることもしばしば。この水槽は特に光がよかったです。かめあたま。
体が透明なナマズ。小さな魚でしたが、二本のひげでナマズのアイデンティをアッピル。ISO12800です。今回の上限。
ペンギンさん。くっそかわいくてもっともっと撮りたかったのですが、撮影しながら回っていると時間がかかってしまい、ここで嫁さんの怒りが有頂天。満足にペンギンさんを撮ることがかなわず、微妙に被写体ブレした写真だけが残りました。
ISO6400ぐらいまではバッチリ使える
と、ISO上限12800として、ISOオートで撮っていったのですが、あとからみると「え!?これが6400の写りなの!?」とびっくりすること多々ありまして、D800からの移行ですと隔世の感があります。もちろんMFTからも。ISOを気にせず撮れるのは心強いですね。
そしてイルカショーへ
好きなんですよねイルカショー。といっても、他は白浜のアドベンチャーワールドしか行ったことないんですが。いつか機材が揃ったら撮りたいと思っていました。今がそのときだ。(っていう歌あったよね?)
今回はZ6とAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
という日本全国探しても自分以外使ってんのかコレという組み合わせを、FTZを経由して使用しています。2003年発売だってさコレ。
イルカショーでもISOオート、SS優先モードで1/2000秒に設定しています。イルカショーに限らず、しぶきを写し止めるのってかっこいいですよね。AF設定はエリアAFとAF-C。基本的にシングルポイントとエリアAFしか普段使ってません。では写真をどうぞ。
お姉さんが景気よく煽ってきます。
ばーん
おつかい
おつかいできた!えらい!
この頭から迸る飛沫のかっこよさよ。
前の方に座ってるお客さんにお見舞い。
定番。
いつか我が子も・・・
今回イチの一枚。
ガッツリトリミングした一枚ですが、塊感のある写真になったんでは。
イルカショーは以上です。古いレンズだったので、正直なところAFはダメなんじゃないかと思っていましたが、予想以上の健闘ぶり。特に狙わずにシャッターを押しても、サクサク決まります。まあ、古いレンズなので、開放を使うとちょっと緩かったりしますが、そこまでひどいわけじゃないですしね。痩せても枯れても、もと大三元です。
おまけ
帰りに立ち寄った垂水のアウトレットから望む、明石海峡大橋と台風一過の夕暮れ。
1000toys 1/12 霧亥 可動フィギュア を撮る
『シドニアの騎士』や現在連載中の『人形の国』で知られる、弐瓶勉氏の代表作『BLAME!』。その主人公である霧亥(キリイ)の1/12スケールフィギュアがやってきました。
フィギュアに対するアンテナが高くないもので、発売情報をまったく把握していなかったのですが手に入れることができて幸いでした。
広大な建造物の中を悠久の時をかけて探索する、「統治局」の密使・霧亥。彼の魅力をお伝えするには原作を読んで頂くのが一番なのですが、まずは写真でその一助になれればと思い、かんたんではありますが撮ってみました。
霧亥といえば、補修に補修を重ねた末に、原形がわからなくなったスキンスーツ。超テクノロジーで素材同士が癒合したりしてるなどと、資料集で見た記憶が。このフィギュアではそのゴテゴテ感がプロポーションを崩すことなく再現され、非常にかっこよく仕上がっています。
バックショット。腰には原作でこんなんあったっけ?という感じのナタ状のブレードがはまっています。プセルや結が持っていた高周波(?)ブレードの類でしょうか。細かいことは気にしなくてOKです。なんせアホほど長い時間の旅の中で、霧亥の装備も都度アップデートされていくからです。
旧版10巻表紙っぽく。当然ながら、霧亥の愛銃である「重力子放射線射出装置」もきちんと装備されています。ていうか、そこのライン赤かったのね・・・などと、立体化して初めて知ることもあったりします。銃の持ち手は非常にきちんと作られており、値段なりのクオリティを感じさせてくれます。禁圧解除のギミックがあったら100億点でした。
アクションフィギュアには明るくないのですが、おそらくかなり可動はいいほうだと思います。足首は柔軟で、大きな開脚での接地にも安心感があります。しかしまあ、そもそも霧亥は派手に動いてるよりも静かなポーズのほうが似合うといえばそうなので、立ち姿さえきちんと決まればそれでいいような気がします。
あえて光源に向けて一枚。霧亥の旅は基本的に超薄暗い中を進んでいくので、こういうシーンがあったかもしれません。ていうか、いっぺん廃墟とかに持っていって撮影してみたいなあ。でも怖いなあ。
少々見づらくて申し訳ありませんが、手の表情にも種類があり、握り拳、平手、銃の持ち手などが揃っています。清汁屋に立ち寄った際の雰囲気をうろ覚えで再現(全然間違ってそう)
ふざけてすみません。当然原作にはこんなポーズはありません。この商品には台座が付属しています。が、いまいち保持力が強くなく、ポーズを固定するにあたって不安が残ります。唯一の不満点でしょうか。アンバランスなポーズをとるときには、台座があると大変助かるので、少し残念です。全くダメというわけではないのですが。
最後にパッケージを。左上の白いのは、いわゆるシャキサクです。ファン大興奮の逸品ですよ。
とまあ、知らない人はポカーンとしてしまうレビューでしたが、いかがでしたでしょうか。好きなことだと筆がスラスラ進んで気持ちがいいですね。
今回の撮影はストロボ一灯火(スヌート+グリッド)とレフ板で進めました。グリッドで光束を絞りきれないなーと思ったので、横着して上からスヌートをつけたため、重ね付けになりましたが意味があったかどうかはわかりません。ないような気がします。
ボディはZ6にTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO。FTZに対応していないのでAFがきかないのですが、ボディに手動でレンズを登録すれば、まあMFで動きます。フィギュア撮影では特に苦労はないですね、面倒はありますが。とはいえ、早いアップデートを期待しています。
ハードSFがお好きな方にはぜひおすすめしたい『BLAME!』。アニメにもなっていますので、NETFLIXに加入されている方にはおすすめです。もちろん原作も読みましょう。はまったら画集を買いましょう。ああ、その次はBIOMEGAです。アバラもいいですね。短編もどうぞ。シドニアはもう少し後になったから読んだほうが…(以下早口で無限に続く
こうなってくると駆除系もほしいですね。
1/12 駆除系 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み 可動フィギュア
- 出版社/メーカー: 1000toys
- 発売日: 2018/01/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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